西武鉄道８８年前の川崎君！

西武鉄道が１９２８（昭和３）年（当時は川崎造船所兵庫工場）以来実に８８年ぶりに現川崎重工製の新造車両を導入することが話題になっています！

そこで改めて脚光を浴びるのが北辺の津軽鉄道で奇跡的に生き残っている２両！　今年めでたく〝米寿〟を迎え旧西武鉄道５５０系制御車クハ６００形～現西武鉄道１５１系クハ１１５１形を前身とする客車化されたナハフ１２０２・ナハフ１２０３です。

全盛期にはラッシュ時にDC牽引やDL牽引の輸送力列車（貨車併結の混合列車のときもあった！）として活躍しましたが名物のストーブ列車には使われることなく定期運用からは外れて久しいですが奇跡的に全３両中この２両は生き残っています。これはナハフ１２０２。

そしてこれはナハフ１２０３.五所川原の車庫で放置状態にしてはまずまずの状態を保っています。２枚共２００９年５月撮影。　ちなみに台車には「住友製鋼所大阪工場」の銘板が健在で軸箱蓋も井桁マーク入りのオリジナルです♪

そしてこれは２０１０年８月　２日間に渡って盛大に催された開通８０周年記念イベントで運転された特別列車に締切扱い（通常のストーブ列車仕様のオハフ３３、オハ４６は客扱い）ながら久々に見せてくれた走行シーンです！

津軽鉄道の客車といえば先代ストーブ列車の17ｍj級ダブルルーフのオハ31系２両が安住の地だった筈の芦野公園から召し上げられ徹底的な復元工事の末鉄道博物館に展示されているようです。　そこでこの旧西武の２両の内１両はこの津軽の地に残し、残る１両を是非、里帰りさせ８８年ぶりの新車との対面を実現させた後、やはり復元のうえ「西武博物館」（謎）の目玉展示になれば嬉しいと思っています！！！

タグ：対面 里帰り ナハフ1203 ナハフ1202 客車 津軽鉄道 88年ぶり 川崎造船所兵庫工場 川崎重工 西武40000系

コメント 2

これは電車じゃなくて客車？
by としおちゃん (2016-09-14 18:07) 

としおちゃん
客車になった電車だね！
by お倒産 (2016-09-15 09:22)